SUGOI-ne2号ゴールド植え3年目
エビネのW芽、 3芽の芽出し
Cymbidiumの多数の芽出しは肥料過剰で出るが、
SUGOI-neの芽出しは、糖の貯金充分で出る!
光合成による糖と、ラン菌が供給する糖。
SUGOI-neを皆さんから使って頂いて解かったことがある。
それは、ラン科植物、多年草の基本的な特性を、
多くの人が理解していないということである。
一年草と多年草、樹木の根本的な特性の違いである。
ラン科植物というのは多年草である。
リンゴ、ナシ、果樹栽培農家なら樹の体質改善・・・・するのに・・・
良い実が取れるのに、剪定して良い枝にするのに3年かかるということを知っている。
だから、剪定するとき、3年後の枝の姿が見えない人は、良い実をえることは出来ない。
それとランは・・・非常に似ている。
3年後の株の素晴らしい出来具合を頭に描きながら・・・今日の潅水、
温度管理、光管理があるのである。
この中で最も大切なのが「用土」:と植え方である。
植物栽培の出来具合をきめるのは用土が70%である。
だから根本というのである。根!
SUGOI-neのブログを見てみよう。
あまりに無知なものがほとんど・・・。
これが・・・日本の趣味の園芸のレベル?????・・・・残念でならない。
ブログをやっている者で、宇井清太に質問した人はほとんどいない。
SUGOI-neのような世界最先端の用土を使うとき、
そんなに簡単にできるものではないはず・・・・。
車を買っても・・・・運転免許がなければ走ることは出来ない。
そういうことで本質的な特性は、
SUGOI-neで植えて・・・本当に成果がでるのは3年後である。
ランも前記したように多年草である。
そういうことで、3年・・・という基本的な特性は他の多年草、樹木と同じである。
良い用土を使用した場合は、
1年目は体質改善。
2年目 内部充実
3年目 いよいよ発展、隆盛。
こういう生育の仕方をするのが多年草である。
ところが、ブログを見てみると、1年目どころか、空腹にご飯を食べたように・・・
元気にならないと・・・・ダメ・・・。
3年じっくり栽培しないで結論を出す。
己の愚かさを、能力の無さを知らない、思ったことも無い人が、ランを作ると・・・
こういうブログを書くということになる。
ブログを書くというのは、別な面からみれば、自分の愚かさを街頭に並べるようなもの。
ネットというのは、街頭でフリーマーケットをするようなもの。
研究というのは石ノ上にも3年である。
他人が素晴らしく出来て、自分が出来ないのであれば・・・
出来るようになるまで試作、試行錯誤の研究をすることである。
ランのようなスローな植物は5年、10年かかるかもしれない・・・・感性の鈍い人は。
感性の普通の人は・・・・3年・・・
3年・・・・努力して、頑張れば・・・・見えるもがでてくるということ。
しかし、SUGOI-neのスゴイところは、感性の優れた人は、
翌日から・・・なんとなく元気になることが・・・・解かる人がいる!
身体で感じ取れる人がいる!
人間の能力というのは人それぞれ・・・。
名画ろ見ても、名曲を聞いても・・・・ダイヤモンドをガラスとしか見えない・・。
SUGOI-neは3年どころか・・・翌日には元気が見える人には見える!
そういう用土だから革命なのである。
用土が悪い場合はどうか。
1年目(山堀り一年目) どうにか前年までの貯金養分で花が咲く
2年目 前年より株が、バルブが小さくなり、花数も少なくなる。
花が咲かないようになる・・・作落ちになる。
3年目 絶種。
原種、野性らん、カタクリ・・・などはこういうパターンで絶種。
子孫を継続するための澱粉を光合成で賄えないから・・・こういうことがおこる。
この状態をバルブの大きさで説明すると
大きさが6から3、3から1、1から0となり絶種。
カタクリなら2枚から1枚、1枚から0枚絶種となる。
ランの場合は、一度こういう衰退モードになった株を元気モードの改善するのには、
最低でも3年かかるということである。
SUGOI-neで試作する時、多くの人が、こういう衰退モードになっている株で試作する。
それで、一年後、素晴らしい株にならないとSUGOI-neはダメ・・・と評価する。
なんか、バカバカしいのであるが・・・・・。
人間の体質改善、糖尿病を改善するのに・・・・一生かかる!
それでも改善できない!
ラン菌の生息しない水ゴケで作落ちした株を・・・・
改善するには・・・・長い年月を要するのは人間もランも同じである。
多年草の植物栽培で、特に盆栽とかランのような鉢植えを行うとき、
この3年というのは非常に重要な年月である。
3年で鉢に根が廻るからである。
ラン栽培では、一年で、少ししか根が張らない。
2年で鉢に少し根が廻る。
3年で鉢に根がいっぱい根が廻る。
そうすると・・・・ランは苦しくて花が咲く!
ラン愛好家は花を一刻も早く見たいものだから・・・この鉢に根が廻ることを、
非常に重要にしてきた。
この根の廻らないうちに劣化する用土は、ラン栽培では使いものにならないとしてきた。
一,2年で植え替えすれば・・・何年経っても花が咲かなかったからである。
そういうことで、世界中のラン愛好家は、3年劣化しないもの、しにくいものを探してきた。
どうにか合格したのが水ゴケ、バーク、軽石、杉皮、ヘゴ、コルク皮、セラミック・・・・である。
ここで問題になるぼが、3年目で花を咲かせたとき、丁度株分けする必要がでてくる!
鉢に根が廻った状態というのは、株が衰退に向うモードになっている。
このとき、水ゴケの場合は、劣化が相当進行しているから、ほとんどの水ゴケをとらなければならない。
ベアルート!
裸の根にして、これを新しい水ゴケで植え直す作業になる。
新しい水ゴケには養分もゼロに近い、ラン菌も生息していないから、
一気に作落ち。
ラン栽培は3年ごとの繰り返しである。
これを利用したのがメリクロン苗を使った鉢物栽培である。
3年栽培して・・・花を咲かせたときに市場に出荷・・・・鉢ごと処分する経営である。
この鉢を消費者が買って、翌年咲かない!・・・・というのは、至極当然!
これを・・・簡単に翌年も咲くようにテレビでも、本でも、花店でも言うものだから、
その通りしても咲かない!
それが・・・現在のラン界の衰退、ラン価格の暴落になっている!
この現状の深い原因が、ラン菌削除の用土で作った鉢を売ったからである。
こういう老化した株、鉢物を・・・翌年素晴らしく咲かせるのはプロでも難しい。
だからこそ鉢ごと処分するのである。
そういうことで、江尻先生が、東京ドームのラン展で、見事なセロジネの大株で、
大賞に輝いたのは、この3年のジンクスを高度な技術でしのぎえたからである。
素晴らしい技術を持っている人は、SUGOI-ne以外の用土でも、
ラン菌が生息していない用土でも、生命を元気に継続出きる光合成をさせることが出来る。
こういう栽培は、だからといって他のランでも、大面積でも出来えるものでもない。
どういうわけか、ラン栽培は「相性」:というものがあって、
あのランは、あのランの品種は・・・あの人に敵わない・・・ということがある。
それは、ラン菌のいない用での栽培は、少しの環境の違いで起こる光合成減退を、
カバーできないからである。
ラン菌が生息していれば・・・・最高ではないが・・・・平均して85点は取れる。
毎年85点の作りが出来れば・・・文句なしの「名人」:である。
将棋でも、マージャンでもゴルフでも・・・・勝率85なら・・・・前人未到の快挙である。
ランの自生地では、ランは・・・100%を達成するために生き続けているのではない。
ラン展での最高賞というのは、あくまでも興行用の作りで、
多くの栽培鉢から賞狙いの鉢を選んで出品するもので、
そういうことを狙って大栽培経営したら・・・必ず破綻する!
ラン栽培は100%の作を望んではならない。
水戸光匡の言葉であるが・・・・充分はこぼれる・・・・
又は・・・漢文の・・・・・龍湖満ちれば、即ち危うし・・・・ということになる。
ダムに満水になれば・・・決壊する・・・という意味である。
ランでは、3年栽培して多くの花を咲かせた鉢である。
SUGOI-neを使って頂いて、多くの人が誤解したのは、
SUGOI-neにも3年の耐久性を求めたことである。
SUGOI-neは自生地を再現したもの。
自生地では、毎年枯れ葉が舞い落ちる!
この枯れ葉のリグニン、セルロースをラン菌が分解する。
この養分で、何百年も同じところで活き続ける。
そういうことであるから・・・・SUGOI-neでは、毎年植え替えた人が大成功する。
鉢に根が廻らなくとも素晴らしい花が咲く。
鉢に根が廻らないと花が咲かないというのは・・・・ランの真理ではなかった!
肥料漬けの水ゴケ栽培などに見られる「死に花」「イジメ花」:に過ぎなかった。
体内の炭素率が花芽分化を支配していた!
SUGOI-ne栽培のランの体内には、光合成による澱粉と、
ラン菌が供給した糖が蓄積するから、根が廻らなくとも花芽は分化することがわかった!
そういうことがわかってきたので、
SUGOI-ne栽培では少なくとも2年で大きい鉢に植え替えて、鉢上げしてください。
その方法は、SUGOI-ne講座に詳しく記載してあります。 ここにクリック
この3年の法則は・・・栄養生長期間に次々に葉を出すラン、植物では解かりやすいが、
春に一気に葉を出すもの・・・エビネ、リカステ、セロジネ・・・など。
栄養生長期間に1枚、2枚の葉しか伸ばさないもの・・・・カトレア、マスデ・・・など。
こういうランでは、SUGOI-neで植えた時、そのスゴサが解からない、見えない人がいる。
限られた葉が健全になり光合成を充分行っていること、
SUGOI-neのリグニン、セルロースをラン菌が分解して、ランに供給していることが、
目に見えないものだから解からない人がいる。
そういう人は、目を閉じて葉をさわって見る見ること。
手で「見る」・・・ことである!
葉の組織が頑丈になっていることが解かる!
目で見ようとするから解からないのである。
感性の豊な人は・・・葉の「光沢」で解かる。
名医は・・・・患者の顔色、皮膚の光沢などで・・・・重病か、軽い病気か、仮病か解かるという。
それと同じこと。
植物は言葉をしゃべらない!
だから難しい・・・・感性が全てである。
これは、コンピューター制御の植物工場であっても、最後は管理者の感性で決まる!
SUGOI-neを高く評価する人は、本当に感性が豊な人である。
SUGOI-neを使いこなせない人は・・・・これから3年かかって感性を磨くことである。
目を閉じて3年ランの葉を触りつづけること!
そうすると・・・SUGOI-neのすごさが解かってくる。
エビネ栽培なら・・・リカステ栽培なら・・・この効果が直ぐに出る!
ここでも3年という言葉が出てくる。
石の上にも3年・・・・いい言葉である!
ランつくりは、とかく目に見えるもので新種だとか分類したり、花がどうだとか審査したりするが、
栽培で本当に大切なものは目では見えないところにある。
それが宇井清太52年のラン栽培で解かったこと。
そういうことをテレビでも、本でも、講習会でも・・・誰も説明しないから、
技術で行うラン栽培になってしまった。
テレビの説明も技術、技術・・・技術・・・・。
ランの根本、本質の説明が・・・・ない状態で永年行われて来た。
本当に上手になった人がいるのだろうか・・・・。
短時間の中での説明なので限界もあろうが・・・・
宇井清太ラン展を行って・・・SUGOI-neを使って頂いて非常に疑問に思うことである。
ホームページはいい。
紙面の、時間の制限もない。
膨大な字数で思いのまま・・・・書いて、即時に配信できる!
いい時代になった。
SUGOI-neの炭素循環栽培法に最適なのがホームページである。
本なら、こういう講座は出来なかった。
ニューオーキッドの講座依頼を断ったのが正解だったようである。
今年で、この講座を書いてから3年。
石の上にも3年である。
何とか・・・・皆さんに正確な情報流せた・・・・。
宇井清太73歳。
パソコン教室に通わないで、独学でパソコンいじっているが、
これも3年で・・・・覚えて・・・このホームページを書いている。
成せば・・・なる!
SUGOI-neにも賛否両論があったようであるが、
否定する人は・・・3年の研究努力というものを捨てたラン愛好家かも知れない。
多年草としてのランの本質を知らない愛好家である。
kouza 1cs
ラン科植物、多年草は3年で解かる
死ぬも活きるも・・・ランの命運は3年???
石の上にも3年・・・いい言葉である
ラン栽培は感性でつくる。
感性が普通の人は・・・・3年努力すること。